マーチソン隕石(読み)マーチソンいんせき(その他表記)Murchison meteorite

改訂新版 世界大百科事典 「マーチソン隕石」の意味・わかりやすい解説

マーチソン隕石 (マーチソンいんせき)
Murchison meteorite

1969年9月,オーストラリア,ビクトリア州マーチソン付近に隕石雨として落下した隕石炭素質コンドライト)。アジェンデ隕石などと同様,Ca,Alに富む高温で安定な鉱物からなるインクルージョンを含む。これらの中から,太陽系の平均的な値と異なる同位体組成をもつO,Mgなどが見いだされ,太陽系形成以前の歴史を記録した始原的な隕石の一つと考えられている。有機化合物も多く含まれており,グリシンアラニングルタミン酸などを含む少なくとも17種のアミノ酸,炭素数13~23程度の炭化水素が見いだされている。
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関連語 長沢 池田

最新 地学事典 「マーチソン隕石」の解説

マーチソンいんせき
マーチソン隕石

Murchison meteorite

1969年9月28日にオーストラリア,ビクトリア州のMurchison付近に隕石雨として落下した。最大の隕石片は約7kɡで,100kɡ以上が回収された。炭素質コンドライトのCMグループに属する。隕石中に有機物存在することに関しては以前から議論があったが,その存在がマーチソン隕石で初めて確認された。

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参照項目:CMコンドライト

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百科事典マイペディア 「マーチソン隕石」の意味・わかりやすい解説

マーチソン隕石【マーチソンいんせき】

1969年,オーストラリアのビクトリア州マーチソン付近に落下した隕石。酸素マグネシウムなどが太陽系の平均的な値と異なる同位体組成をもつことから,太陽系誕生以前の歴史を記録した隕石と考えられている。

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