隕石雨(読み)いんせきう(その他表記)meteorite shower

最新 地学事典 「隕石雨」の解説

いんせきう
隕石雨

meteorite shower

隕石落下の一形態。隕石は単体として落下する場合と多数の隕石が同じときにある地域に集中して落下する場合がある。後者が隕石雨(シャワー)といわれるもので,その例は多い。日本では1817年の八王子隕石,86年の薩摩隕石,1909年7月の美濃隕石,86年7月香川県に落下した国分寺隕石がある。隕石雨は隕石が地球大気に突入するときにいくつかに分裂し落下するもので,隕石種からみれば同じ種類に属する。

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参照項目:隕石

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「隕石雨」の意味・わかりやすい解説

隕石雨
いんせきう
meteorite shower

多数の隕石一時に落下する現象。たとえば 1868年1月 30日ポーランドのプウトゥスクや,82年ハンガリーのモッシュにはおよそ 10万個の小隕石が降り,1912年7月 19日アメリカのアリゾナでは1万 4000個が降った。これは流星群のように,初めから多数の宇宙塵があるのではなく,1個の大きな隕石が大気突入と同時に破壊されて落下するものと考えられている。

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世界大百科事典(旧版)内の隕石雨の言及

【隕石】より

… 隕石は大気との衝突で多数の破片になることがある。この場合,長径数kmないし数十kmのおおむね楕円形の地域に,数十個から数百個,まれには数万個の隕石が落下することがあり,これを隕石雨とよんでいる。このような隕石雨のときなどには数gくらいの小さな隕石も拾われるが,通常数百gから数kgのものが最も多い。…

※「隕石雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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