20世紀西洋人名事典 「マーチンケーラー」の解説
マーチン ケーラー
Martin Kähler
1835 - 1912
ドイツの神学者。
元・ハレ大学教授。
ローテ、トールック、ミューラー、ベック、ホフマンの影響を受けて、さらに信仰覚醒運動の影響もあり「調停神学」の立場に立った。「いわゆる史的イエス」と「歴史的・聖書的キリスト」という彼の有名な区別は、信仰と歴史の問題で20世紀神学の先駆的役割を果たした。弟子にはティリヒやシュニーウィント等がいる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報