ミスラタ(その他表記)Miṣrāta

改訂新版 世界大百科事典 「ミスラタ」の意味・わかりやすい解説

ミスラタ
Miṣrāta

リビア北部,地中海のシルト湾西岸に臨む都市。人口36万0521(2003)。中世以来西アフリカトンブクトゥと結ぶ隊商路の起点として,またじゅうたん産地として有名である。イタリアは1912年,次いで20年にここを占領,34年にミスラタ州の州都とした。51年独立後もミスラタ州(人口17万7939。1982年)の州都である。鉄鉱石に恵まれ,69年のリビア革命以後鉄鋼業開発に力が注がれている。
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百科事典マイペディア 「ミスラタ」の意味・わかりやすい解説

ミスラタ

リビア北西部,地中海岸の港湾都市。トリポリ東方約200kmにあり,鉱鋼石の産地。じゅうたんの製造が盛ん。古くは西アフリカのトンブクトゥと結ぶ隊商ルートの起点。イタリア領時代は重要な軍事基地であった。36万人(1990)。

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