ミッターマイヤー(その他表記)Mittermaier, Rosi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミッターマイヤー」の意味・わかりやすい解説

ミッターマイヤー
Mittermaier, Rosi

[生]1950.8.5. ライト・イム・ウィンケル
ドイツのアルペンスキー選手。 1976年インスブルック・オリンピック冬季競技大会で金メダル2個,銀メダル1個を獲得し,当時のアルペンスキー女子選手としてオリンピック史上最高の成績を残した。 10代から頭角を現し,弱冠 17歳で 1968年グルノーブル・オリンピック冬季競技大会の西ドイツ代表チームに選ばれた。その後,国際大会で一定の活躍をみせ,1976年のワールドカップでは回転 (スラローム) 1位,大回転 (ジャイアントスラローム) 2位,総合1位に輝いた。同年のオリンピック冬季競技大会では,参加選手中最年長であったにもかかわらず,滑降 (ダウンヒル) で国際大会初優勝。回転でもイタリアのクラウディア・ジョルダーニを僅差でくだし1位を獲得した。女子選手初のアルペン全種目制覇をかけた大回転では,わずか8分の1秒差で2位に終わった。同大会の直後に引退。その後は自伝出版やフォークソングのアルバムなどを発表。スキー用品メーカーの広報担当も務めた。

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