精選版 日本国語大辞典 「むしつ汁」の意味・読み・例文・類語
むしつ‐じる【むしつ汁】
〘名〙 (「むじつじる」とも) 野菜類や豆類・豆腐などをいろいろ入れて煮込んだみそ汁、または、すまし汁。事始め・事納めの日に食するので、お事汁とも呼び、また、無実講の日に食べるから無実汁、六種の材料を使うから六質の字を当ててもいう。《季・春‐夏》
※俚言集覧(1797頃)「事はじめ 江戸の俗十二月八日に門々に目篭を出しむしつ汁湯豆腐など喰例也」
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