ムツオビアルマジロ

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「ムツオビアルマジロ」の解説

ムツオビアルマジロ
学名:Euphractus sexcinctus

種名 / ムツオビアルマジロ
科名 / アルマジロ科
解説 / 1~3頭の子どもを産みます。母親は大きく開く口で子どもをくわえて運びます。
体長 / 40~50cm/尾長12~24cm
体重 / 3.2~6.5kg
食物 / アリシロアリ小動物、植物
分布 / アマゾン川南部のサバンナ熱帯雨林

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムツオビアルマジロ」の意味・わかりやすい解説

ムツオビアルマジロ
Euphractus sexcinctus; six-banded armadillo

貧歯目アルマジロ科。体長 40cm内外。体は甲板でおおわれ,頭,尾,四肢も鱗でおおわれる。頭部が扁平で,可動帯甲が6~8個ある。前肢には5本の指があり,第2指の爪が大きい。おもに夜行性植物質昆虫類を食べるが,ときにトウモロコシなどの農作物を荒すことがある。南アメリカのアンデス山脈以東のサバナに分布する。

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世界大百科事典(旧版)内のムツオビアルマジロの言及

【アルマジロ】より

…夜行性で,巨大な前足の第3指のつめでシロアリの塚を壊したり,根のはったやぶや畑でも手ぎわよく穴を掘ってシロアリやミミズ,昆虫などを食べる。ムツオビアルマジロEuphractus sexcinctusは体長40~50cmで,地中に1~2mのトンネルを掘って食物を探す。夜間死肉に群がるのが見られる以外は,めったに姿は見られない。…

※「ムツオビアルマジロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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