ムラセン山(読み)ムラセンサン

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムラセン山」の意味・わかりやすい解説

ムラセン山
むらせんさん
Mulhacén

スペイン南縁部、シエラ・ネバダ山脈中にあるイベリア半島の最高峰。標高3482メートル。同山脈の雪線高度は3100メートル以上で、山頂万年雪に覆われている。氷期には雪線高度は2000メートル近くまで下降したと考えられ、カール圏谷)やモレーン氷堆石(ひょうたいせき))などの氷河地形山腹に残存する。1754年アントニオ・ポンスが初登頂。

田辺 裕・滝沢由美子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムラセン山」の意味・わかりやすい解説

ムラセン山
ムラセンさん
Mulhacén

スペイン南部,アンダルシア州,グラナダ県にあるネバダ山脈の最高峰。イベリア半島の最高峰でもある。標高 3478m。万年雪をいただく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む