コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

めしべ pistil

翻訳|pistil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

めしべ
pistil

雌しべ。雌ずい (雌蕊) ともいう。種子植物の花の中心すなわち花の最も高いところに生じる葉の変形したもので,雌性の生殖器官。柱頭花柱子房の3部からできているが,そのおのおのの形や発達の程度はいろいろである。1枚の心皮から形成されているめしべは一心皮めしべ monocarpellary pistilという。また数枚の心皮が合して1つのめしべを形成していることもまれでなく,これを合生心皮めしべ syncarpous pistilという。柱頭は花粉を受け,花粉管が発芽して花柱を通り子房に到達する。子房は胚珠を蔵している。胚珠は胚嚢すなわち小胞子を含み,胚嚢はのちに卵細胞を生じるので,胚珠は雌性の胞子嚢にあたる。したがってめしべはシダ類の大胞子葉に相当する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

めしべ

雌蕊(しずい)とも。種子植物の花の一部で,花の中心部にある雌性生殖器官。1〜数枚の心皮の集りで,ふつう花粉がつく柱頭,胚珠の入っている子房,その間をつなぐ柱状の花柱の3部からなる。
→関連項目胚珠

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

めしべの関連キーワードモクレイシ(木茘枝)カジイチゴ(梶苺)チョウノスケソウツルウメモドキアオツヅラフジ雄ずい先熟花つぼみ(蕾)ヤクシマランユキノシタ科自家不和合性雌蕊・雌蘂雄蕊・雄蘂モクレイシアケビ科自家受精月下美人モニミア杯状花序シキミ科自花受精

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

めしべの関連情報