メタケイ酸マンガン(読み)メタケイサンマンガン

化学辞典 第2版 「メタケイ酸マンガン」の解説

メタケイ酸マンガン
メタケイサンマンガン
manganese(Ⅱ) metasilicate

(MnSiO3)n(131.02×n).天然には,バラ輝石(rhodonite)[CAS 14567-57-8]として存在する.人工的には,MnOとSiO2の混合溶融状態の反応によりつくる.天然産の結晶は淡紅色(合成した粉末は黄赤色).三斜晶系.四面体型のSiO4のつながった鎖の間に Mn2+ が存在する構造.密度3.48 g cm-3(25 ℃).融点約1300 ℃.塩酸,水に不溶.特殊ガラスの色付けなど,窯業で利用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む