デジタル大辞泉 の解説 メチシリンたいせい‐おうしょくぶどうきゅうきん〔‐ワウシヨクブダウキウキン〕【メチシリン耐性黄色×葡×萄球菌】 耐性を獲得し、抗生物質のメチシリンが効かなくなった黄色ぶどう球菌。皮膚や鼻腔などに存在。院内感染の原因ともなる薬剤耐性菌であり、抵抗力の弱い手術後の患者や高齢者・未熟児などが感染しやすい。治療薬としてバンコマイシン、アルベカシンなどの抗生物質が有効。多剤耐性黄色ぶどう球菌。MRSA(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus)。学名はスタフィロコッカスアウレウス。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例