モデラートカンタービレ(その他表記)Moderato Cantabile

デジタル大辞泉 「モデラートカンタービレ」の意味・読み・例文・類語

モデラート‐カンタービレ(〈フランス〉Moderato cantabile)

デュラス小説。1958年刊。1960年、著者自身も脚本に参加し、ピーターブルック監督、ジャンヌ=モロー主演で映画化

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モデラートカンタービレ」の意味・わかりやすい解説

モデラート・カンタービレ
Moderato Cantabile

フランスの女流作家マルグリット・デュラスの小説。 1958年刊。ある港町で起った殺人事件を縦糸に,町の著名な実業家夫人であるアンヌの微妙に揺れ動く心理と,1人の青年労働者とのふれあいを描いたヌーボー・ロマン風の作品。 P.ブルックにより映画化 (邦題『雨のしのびあい』) された。

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