ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モヘンジョ・ダロ遺跡」の意味・わかりやすい解説 モヘンジョ・ダロ遺跡モヘンジョ・ダロいせきMohenjo-Daro パキスタン,インダス川西岸のインダス文明の代表的都市遺跡。 1921~31年に J.マーシャル,E.マッケイらが調査。 1950年には,M.ホイーラーも調査。前 3000~2000年紀頃の城塞と市街があり,前者は城壁に囲まれ,大浴場,穀物倉,僧院などがある。市街は道路,下水が整備され,家屋は煉瓦でつくられている。土器,銅器,未解読文字を刻んだ印章,石刃,陶製の人像や動物像,玩具,装身具などの遺物がある。 1980年世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by