モロベリヨ鉱山(読み)モロベリヨこうざん

最新 地学事典 「モロベリヨ鉱山」の解説

モロベリヨこうざん
モロベリヨ鉱山

Morro Velho mine

ブラジル南東部ミナスジェライス州にある縞状鉄鉱層に伴う金鉱床。始生代グリーンストーン帯(28億年前)中の苦灰岩・チャートを挟む弱変成堆積岩類に胚胎し,著しく褶曲するが母岩の構造と調和的に層状に連続。ほぼ東西にのび傾斜45°S,深部で15°S,傾斜延長最大4.8km。Auは硫砒鉄鉱と相関を示すが,黄鉄鉱・磁硫鉄鉱・脈石のドロマイト・アンケライトにも伴う。熱水性交代鉱床とされていたが,アルゴマ型BIFの炭酸塩相でSの起原も海水であることから,海底火山活動による温泉型の同生説が有力。1814年から採掘,1985年までに390t(品位13ɡ/t)のAuを産出,残鉱2,000万t(Au10ɡ/t)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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