モンテンルパ(その他表記)Muntinlupa

デジタル大辞泉 「モンテンルパ」の意味・読み・例文・類語

モンテンルパ(Muntinlupa)

フィリピン大マニラ首都圏を構成する都市一つマニラ南方約25キロメートルに位置する。第二次大戦後、日本人捕虜収容所として使われた刑務所があり、戦犯となった山下奉文ともゆきら17名が近郊ロスバニョスで処刑された。日本人墓地や平和祈念塔などがある。ムンティンルパ

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精選版 日本国語大辞典 「モンテンルパ」の意味・読み・例文・類語

モンテンルパ

  1. ( Montinlupa ) フィリピン共和国、マニラの南西方二五キロメートルにある都市。第二次大戦後旧日本軍人が抑留されたニュービリビッド刑務所がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「モンテンルパ」の意味・わかりやすい解説

モンテンルパ
もんてんるぱ
Muntinlupa

フィリピン北部、ルソン島南西部にある都市。もとリサール州に属したが、現在はマニラ大首都圏の一部となっている。人口37万9310(2000)。マニラの南方24キロメートルに位置し、高速自動車道が通じる。第二次世界大戦後、市内のニュービリビッド刑務所が山下奉文(ともゆき)大将をはじめとする日本人戦犯の収容所となり、この町の名が日本に知られた。処刑場の跡には日本式の霊園が設けられている。

高橋 彰]

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