山川 世界史小辞典 改訂新版 「モーデナ」の解説
モーデナ
Modena
イタリア中部エミリア地方の都市。エトルスキやガリア人の都市をへて,前183年ローマの植民市となる。中世にゲルマン諸族の支配を受けたのち,独立のコムーネとなる。1288年エステ家の領有に帰し,16世紀末以来その公国の首都となる。1797年チザルピーナ共和国に属したが,王政復古後1821年,31年,48年の革命をへて,60年サルデーニャ王国に併合された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報