最新 地学事典 「モード鉱物」の解説
モードこうぶつ
モード鉱物
modal minerals
岩石中に実際に含まれる鉱物で,肉眼や偏光顕微鏡を用いて観察・識別可能な造岩鉱物。CIPWノルムの提唱(C.W.Cross et al.,1902)以来,岩石の全岩化学組成から計算によって仮想されるノルム鉱物に対置して,実際に岩石を構成する鉱物であることを意味するようになった。岩石中に含まれるモード鉱物の量比(重量%,体積%)を,モード(mode)ないしモード組成(modal composition)と呼ぶ。火成岩分類(特に深成岩の岩石タイプ区分)や砂岩分類において,モード鉱物の組合せとその量比は重要な指標となっている。
執筆者:新井田 清信
参照項目:CIPW分類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

