20世紀西洋人名事典 「モーリスデュリュフレ」の解説
モーリス デュリュフレ
Maurice Duruflé
1902.1.11 - 1986
フランスの作曲家,オルガン奏者。
元・パリ音楽院教授。
ルビエ生まれ。
1920年にパリ音楽院に入学し、オルガン、和声法、作曲などを学び、それぞれのプリミエ・プリとなる。’30年にパリのサンテティエンヌ・デュ・モン教会のオルガン奏者に任命され、彼の作品の「前奏曲とアダージョ」と「語れ贖い主よ、にもとづくコラール変奏曲」がオルガン友の会から賞を受ける。1943年オルガン科でデュプレの代理を務め、和声法の教授に任命された。代表曲に「レクイエム」がある。明るく、柔らかいオルガンの音色が特色である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報