20世紀西洋人名事典 の解説
モーリー・エドワード キャラハン
Morley Edward Callaghan
1903 -
カナダの作家。
トロント生まれ。
初め法律を学ぶが、小説家への道を歩み、現代社会における人間倫理問題を追求した作品「彼ら地を継がん」(1935年)、「より大なる喜びが天国に」(’37年)、「愛され喪われたる者」(’51年)で作家としての地位を確立。短編集も高い評価を受け、「モーリー・キャラハン短編集」(’59年)があり、’29年パリでヘミングウェイ、フィッツジェラルドとの友交を描いた「パリのあの夏」(’63年)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報