ヤコブアムスラー・ラフォン(英語表記)Jakob Amsler-Laffon

20世紀西洋人名事典 の解説

ヤコブ アムスラー・ラフォン
Jakob Amsler-Laffon


1823 - 1912
スイスの数理物理学者。
シュタルデン・バイ・ブルック生まれ。
別名ヤコブ アムスラー。
ケーニヒスベルク大学数学と物理を学び、1848年博士号を取得。チューリヒ大学シャフハウゼン高等学校で教壇に立つが、この頃純粋科学への関心を失い科学装置・器具の設計を始める。シャフハウゼンに自分の設計した機器の製造工場を設立し生涯を捧げる。最も優れた考案曲線の内側の面積を求める新型の器具で、極プラニメーターあるいはアムスラー面積計と呼ばれ、フーリエ係数を求めるのにも使用可能で造船、鉄道技師にも役立った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android