ヤコブ・クリスチャンクヌーセン(その他表記)Jacob Christian Knudsen

20世紀西洋人名事典 の解説

ヤコブ・クリスチャン クヌーセン
Jacob Christian Knudsen


1858.9.14 - 1917.1.21
デンマーク作家,神学者
レディン生まれ。
N.F.S.グロンドヴィの流れを汲む牧師の子として生まれ、神学を修めた後、国民高等学校教師、牧師などを経て文筆活動に入る。政治、社会問題よりも農民の社会的、宗教的苦闘をおもに描き、倫理的、宗教的色彩の強い作品を発表。劇化された処女作「老牧師」(1899年)のほか、「説教集」(1893年)、彼の作家としての立場を書いた「人生哲学」(1907年)、幼時を回想した「ユトランドの人々」(2巻、’15年、’17年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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