ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ヤコポ・ダ・レンティーニ
Jacopo da Lentini
[没]1250頃
13世紀前半のイタリアの詩人。プロバンス詩の影響を強く受けたシチリア島パレルモのフェデリーコ2世の宮廷にあって,従来の通俗的な詩の型を脱する知的で技巧的な詩を書いた。ソネット形式の発明は彼の手になるという。代表作,ソネット『かの君と天国』 Madonna e il paradiso。
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