最新 地学事典 「ヤーコフスキー効果」の解説
ヤーコフスキーこうか
ヤーコフスキー効果
Yarkovsky effect
公転している天体が太陽放射で温められると,熱再放射の際に反作用として力を受ける。自転する熱慣性をもつ天体表面に温度差があると,この力が非等方的となり天体は正味の力を受け,軌道運動が変化する。天体が順行自転している場合には軌道角運動量は増加して軌道半径が拡大し,逆行自転のときには軌道半径が減少する(日周ヤーコフスキー効果)。数10cmから10kmサイズの小惑星の軌道進化において重要な役割を果たす。
執筆者:佐々木 晶
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

