反作用(読み)ハンサヨウ

デジタル大辞泉 「反作用」の意味・読み・例文・類語

はん‐さよう【反作用】

物体に働くある作用に対して、同じ大きさで反対方向に働く作用。
[類語]作用副作用影響刺激煽り響く差し響く跳ね返る祟る災いする反響反映反応反動波紋余波皺寄せとばっちり巻き添えそばづえ手応え歯応え物議を醸すインパクトリアクションレスポンスフィードバック

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精選版 日本国語大辞典 「反作用」の意味・読み・例文・類語

はん‐さよう【反作用】

  1. 〘 名詞 〙 ある物体が他の物体に力を及ぼすとき、同時に同じ大きさで逆向きの力を他の物体から受けること。二つの物体が互いに力を及ぼし合う状態一方の側からとらえたもので、ニュートンが作用反作用の法則として提唱した。また、一般的に、ある動きに対して、それとは反対の動きが生じること。
    1. [初出の実例]「女らしい感情を喚び起したのとまったく同じの心理作用が、今度は、その反作用ででもあるかのやうに起ったのだ」(出典:聖家族(1930)〈堀辰雄〉)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「反作用」の意味・わかりやすい解説

反作用
はんさよう
reaction

2物体A,Bが効果を及ぼし合うとき,AがBに及ぼす効果を作用といえば,逆にBがAに及ぼす効果を反作用という。特に2物体が力を及ぼし合うときは作用反作用の法則が成り立つ。

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