ユキシャコ(その他表記)Lerwa lerwa; snow partridge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユキシャコ」の意味・わかりやすい解説

ユキシャコ
Lerwa lerwa; snow partridge

キジ目キジ科。ユキシャコ属は本種 1種だけである。全長 38~40cm。雌雄はよく似ているが,雄には脚(跗蹠〈ふしょ〉)にとがった爪状の突起けづめ〉)がある。頭部から背面の頸,背,雨覆,尾羽は灰黒色と白の細かい縞模様で覆われ,雨覆には褐色の斑がまばらに入る。腹は褐色と白の大きなまだら模様である。と脚は赤い。パキスタン北部からインド北部,ネパール中国南西部に及ぶ標高 3000~5000mのヒマラヤ地域に分布し,森林限界より上の高山草地に生息する。非繁殖期は 6~8羽から最高 30羽ほどの群れで暮らす。野生での行動などはよくわかっていない。

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世界大百科事典(旧版)内のユキシャコの言及

【シャコ(鷓鴣)】より

…ヤマウズラ類は,ヨーロッパヤマウズラPerdix perdix(英名gray partridge)が狩猟鳥として著名。このほかには,山地の乾燥した岩地性の小灌木にすむイワシャコ類(Alectoris属),ヒマラヤ山系の雪上にすむユキシャコLerwa lerwa(英名snow partridge),カフカスからアルタイ,チベット,ヒマラヤ山系の雪線の下の荒れた草地にすむセッケイTetraogallus属(英名snow‐cock)などがいる。【柿沢 亮三】。…

※「ユキシャコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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