20世紀西洋人名事典 「ユリウスフゥチーク」の解説
ユリウス フゥチーク
Julius Fučík
1903 - 1943
チェコスロバキアの作家。
共産党員で、文芸批評、ルポルタージュに優れ、ドイツ占領下においては共産党中央委員として活動した。’43年に逮捕され、死刑となった。戦後、彼が獄中で密かに書き残した「絞首台からのレポート」が1945年に出版されて、一躍世界的に名を馳せ、チェコの本の中で最も多くの外国語に翻訳されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報