現代外国人名録2016 「ユルゲンクリンスマン」の解説
ユルゲン クリンスマン
Jürgen Klinsmann
- 職業・肩書
- サッカー指導者 サッカー米国代表監督 元サッカー・ドイツ代表監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1964年7月30日
- 出生地
- 西ドイツ・バーデン・ビュルテンベルク州ゲッピンゲン(ドイツ)
- 受賞
- ドイツ最優秀監督〔2006年〕
- 経歴
- 14歳の時、2部リーグのシュトゥットガルト・キッカーズとプロ契約。20歳でシュトゥットガルトと契約。1987〜88年ドイツ最優秀選手に輝く。’89年イタリアのインテル、’92年フランスのモナコ、’94年イングランドのトッテナムを経て、’95年バイエルン・ミュンヘンに移籍。’97年イタリアのサンプドリアに移籍し、’97年12月シーズン残り試合の期限付きでトッテナムに復帰。ドイツ代表としては、西ドイツ時代の’87年12月、対ブラジル戦でデビュー。’90年W杯イタリア大会、’96年欧州選手権優勝に貢献。’94年W杯米国大会ベスト8、’98年フランス大会もベスト8。同大会を最後に引退した。W杯3大会連続ゴールでW杯通算11得点は歴代4位。代表出場試合数は108。フランス、イタリア、イングランドでの選手生活から各国の言語に精通し、選手引退後は大学でスペイン語とコンピュータ関連、企業経営を学ぶ一方、サッカー監督のライセンスを取得し、監督業未経験ながら、2004年7月ドイツ代表監督に就任。生活拠点は米国カリフォルニア州に置きながら代表監督を務めるなど、マスコミやファンの批判にさらされたが、発展途上の若いチームを独自の理論で改革し、地元開催の2006年W杯で3位に導いた。大会後、代表監督を退任。2008年バイエルン・ミュンヘン監督を経て、2011年7月米国代表監督に就任。2014年W杯ブラジル大会は1勝1敗1分でグループリーグ2位となり、決勝トーナメントに進出、1回戦でベルギーに敗れた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報