20世紀西洋人名事典 「ユルゲンハバーマス」の解説
ユルゲン ハバーマス
Jürgen Habermas
1929.6.18 -
ドイツの哲学者,社会学者。
フランクフルト大学教授。
デュッセルドルフ生まれ。
ゲティンゲン、チューリヒ、ボンの各大学に学び、1961年マールブルク大学で教授資格を取得し、ハイデルベクル大学助教授を経て、’64年フランクフルト大学教授に就任し、社会研究所長も兼務した。一時、マックス・プランク研究所(ミュンヘン)に転出したが、再びフランクフルト大学教授となった。フランクフルト学派の戦後世代の代表者であり、アドルノらの批判理論を継承し、K.R.ポパーとの実証主義論争等で知られる。主著に「理論と実戦」(’63年)、「認識と関心」(’68年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報