ヨケジ遺跡(読み)よけじいせき

日本歴史地名大系 「ヨケジ遺跡」の解説

ヨケジ遺跡
よけじいせき

[現在地名]峰町木坂

ヨケジ(避路)の椿林にある弥生時代後期の遺跡。昭和五〇年(一九七五)の発掘調査で七基の箱式石棺と、二ヵ所の配石遺構が確認された。石棺は板状に剥離した硬質の砂岩を用い、数枚並べて組合せる対馬に多い事例。盗掘を免れた五号棺は出土品が豊富で、広形銅矛・小型製鏡・角形銅器・青銅製剣柄・有孔十字形銅器・笠頭形銅器・双頭キャップ状銅器・刀子・ガラス小玉(多数)・水晶製切子玉などを確認。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む