山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヨハネ・パウロ2世」の解説
ヨハネ・パウロ2世(ヨハネ・パウロにせい)
Johannes-Paulus Ⅱ[ラテン]
1920~2005(在位1978~2005)
ローマ教皇。ポーランドの生まれ(本名カロル・ユゼフ・ヴォイティワ)。クラクフ司教からヴァチカンの枢機卿をへて,前任のヨハネ・パウロ1世が就任直後急逝したあとを受けて就任。ギリシア正教会やプロテスタントとも対話し,ソ連解体後は旧東欧諸国でのカトリック復興を主導。キューバなどの社会主義・共産主義国をも訪問し,平和を訴えたことで知られる。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報