ヨール

デジタル大辞泉 「ヨール」の意味・読み・例文・類語

ヨール(Youghal)

アイルランド南部、コーク州の港町。ブラックウオーター川の河口にあり、ヨール湾に臨む。13世紀のセントメアリー教会や時計塔をはじめとする歴史的建造物が残る。16世紀、英国の軍人ローリー同国で初めてジャガイモを栽培した地とされ、毎年6月から7月にかけてジャガイモ祭りが催される。

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百科事典マイペディア 「ヨール」の意味・わかりやすい解説

ヨール

帆装様式で分類した帆船の一形式。2本マストで,前檣(ぜんしょう)とその帆は大きく,後檣は艇尾に近くよって小さく,帆も小さい外洋波浪に耐える大型の艇で,速力割合に低いが操縦性がよい。
→関連項目クルーザーヨット

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世界大百科事典(旧版)内のヨールの言及

【帆船】より

…現代のヨットではバミューダセールが多い。(9)ヨールyawl ケッチとよく似ているが,後ろの帆,すなわちミズンセールがケッチよりずっと小さい。伝統的な分類法では舵軸より前にミズンマストがあればケッチ,後ろだったらヨールということになっている。…

※「ヨール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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