ラウジネス(その他表記)lousiness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラウジネス」の意味・わかりやすい解説

ラウジネス
lousiness

甲斐絹,タフタ,襦子などの練絹織物の表面に現れる塊状の細かい白い斑点。生糸の撚糸,精練,製織などによって生じるフィブロイン (セリシンとともに生糸の主たる成分) の分裂や分岐によるもので,染色性が乏しいため外観をそこなうので生糸の欠点とされている。原因は,蚕の絹糸腺の中部糸腺でフィブロインとセリシンとの混乱が起るためである。繭層が重く繊度が太くなるほどラウジネスは多くなる傾向がある。国立生糸検査所では,ラウジネス検査に対しエクスフォリエーション検査という方法を採用している。

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