ラジオカプセル(読み)らじおかぷせる(その他表記)radio telemetering capsule

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラジオカプセル」の意味・わかりやすい解説

ラジオカプセル
らじおかぷせる
radio telemetering capsule

消化管内の圧力、温度、水素イオン濃度(pH)などを測定するための小型の無線装置をいう。薬剤のカプセルの形をしており、患者に飲み込ませて胃や腸内の検査を行うことができる。患者には苦痛を与えず、長時間連続して、胃酸の分泌や腸管の運動の状態を調べることが可能である。消化酵素の測定や出血の有無の検査のためのカプセルも研究されている。また、腸内細菌検査などのために、体外からの無線信号によって、消化管の内容物を自動的に採取するカプセルも試みられている。回収して再使用する方式のものは普及しなかったが、使い捨てのものが開発されている。

[戸川達男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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