ラジョーネ宮殿(読み)ラジョーネキュウデン

デジタル大辞泉 「ラジョーネ宮殿」の意味・読み・例文・類語

ラジョーネ‐きゅうでん【ラジョーネ宮殿】

Palazzo della Ragione
イタリア北東部、ベネト州の都市パドバにある建物。13世紀初期に建造され、裁判所として使われていた。14世紀初期に大幅に改築され、現在見られる傾斜がついた丸い屋根になった。2階部分には世界最大級(縦78メートル、横27メートル、高さ27メートル)とされたサローネと呼ばれる大部屋があり、占星術宗教、労働を題材とするフレスコ画連作が描かれている。
イタリア北部、ロンバルディア州の都市ベルガモの旧市街ベルガモアルタにある建物。12世紀に建てられ、議場として使われていた。16世紀に建て直されゴシック様式の外観をもつ。内部にはブラマンテ作のもののほか、14世紀から15世紀にかけて描かれたフレスコ画が飾られている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ゴシック様式

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む