20世紀西洋人名事典 「ラファエルコラン」の解説
ラファエル コラン
Louis Joséph Raphaël Collin
1850.6.17 - 1916.10.20
フランスの画家。
パリ生まれ。
エコール・デ・ボーザールでブーグローとカバネルに師事する。1873年サロン出品の「眠り」が入選し、画壇にデビュー。その後、サロン出品の「夏」「花月」など好評を得る。1889年パリ万国博では大賞を受賞。1902年母校の美術学校の教授となる。アカデミックで折衷的作風の画家として社会的成功をおさめる。黒田清輝、岡田三郎助らの師で、近代日本の洋画にも影響を与えた。代表作に、「牧歌」「海辺にて」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報