ランメルモールのルチア(読み)ランメルモールノルチア(その他表記)Lucia di Lammermoor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランメルモールのルチア」の意味・わかりやすい解説

ランメルモールのルチア
Lucia di Lammermoor

ガエターノ・ドニゼッティ作曲の 3幕のオペラ。1835年初演。台本はサルバトーレ・カンマラーノ。スコットランド舞台に,地方貴族の確執と,その犠牲となった恋愛悲劇を描いたものでベルカント・オペラの傑作

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デジタル大辞泉プラス 「ランメルモールのルチア」の解説

ランメルモールのルチア

イタリアの作曲家ガエターノ・ドニゼッティのイタリア語による全3幕のオペラ(1835)。原題《Lucia di Lammermoor》。『ランメルムーアのルチア』、または単に『ルチア』とも呼ばれる。18世紀のスコットランドを舞台に、望まぬ政略結婚を強いられた若い女とその恋人の悲劇を描いた作品

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世界大百科事典(旧版)内のランメルモールのルチアの言及

【ルチア】より

ドニゼッティの代表的オペラ。正式名《ランメルモールのルチアLucia di Lammermoor》。1835年の春から夏にかけて作曲され,同年9月にナポリのサン・カルロ劇場で初演された。…

※「ランメルモールのルチア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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