ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラージャラージャ1世」の意味・わかりやすい解説
ラージャラージャ1世
ラージャラージャいっせい
Rājarāja I
[没]1014頃
インド,チョーラ朝第 10代の王 (在位 985~1014頃) 。近隣の諸王国と戦ってチョーラ朝の南インドにおける覇権を確立。さらにスリランカ北半とモルジブ諸島を支配。またスマトラのシュリービジャヤ王国とも修好し,進んで宋とも通商した。文芸を保護し,都のタンジョールに建てたブリハディスバラ寺 (シバ大寺院) は南インド最大の寺院建築として知られる。
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