リオネグロ州(読み)リオネグロ(その他表記)Río Negro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リオネグロ州」の意味・わかりやすい解説

リオネグロ〔州〕
リオネグロ
Río Negro

アルゼンチン中南部の州。州都ビエドマ。パタゴニアと呼ばれる地域の北部を占める州で,北はコロラド川とリマイ川によって,南は南緯 42°の線によって限られ,大西洋のサンマティアス湾から西へ,アンデス山脈まで広がり,西端でチリと国境を接する。北部をネグロ川が東流し州都を経て大西洋に注ぐ。ほぼ全域が年降水量 500mm以下の乾燥地帯であるが,ネグロ川上流部に建設されたダムにより北部は広範囲にわたって灌漑され,アルファルファ,ナシ,リンゴなどが栽培されるようになり,牧羊も盛ん。ネグロ川以南は砂漠状の台地で,主産業は鉄鉱石の採掘。西部のアンデス山中には湖が多く,ナウエルワピ湖を中心とした一帯は国立公園に指定されており,サンカルロスデバリロチェを基地として観光業が発展している。同市と州都のほかは大きな町はなく,住民はおもにネグロ川河谷と同州を横断する鉄道に沿って小集落をなして住む。面積 20万 3013km2。人口 50万 6796 (1991推計) 。

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