現代外国人名録2016 「リドリースコット」の解説
リドリー スコット
Ridley Scott
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1937年11月30日
- 出生地
- サウスシールズ
- 学歴
- ウェスト・ハートルプール美術大学,ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒
- 受賞
- アカデミー賞作品賞(第73回,2000年度)〔2001年〕「グラディエーター」,BFI奨学金(ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート)「自転車に乗った少年」,カンヌ国際映画祭新人監督賞(第30回)〔1977年〕「デュエリスト」,エミー賞〔2002年〕「The Gathering Storm」
- 経歴
- 少年時代から美術に特別な興味を持つ。ウェスト・ハートルプール美術大学でグラフィック・デザインと絵画を学び、ロンドン・カレッジ・オブ・アートで舞台美術を学ぶ。この頃から映画に関心を持ち、1965年16ミリのボーレックスで初の作品「自転車に乗った少年」を撮る。BBC-TVにセットデザイナーとして入社するが、3年で退社。弟のトニーとコマーシャル制作会社RSAを設立し、ロンドンとニューヨークを拠点に活躍。’77年「デュエリスト」で長編映画監督デビュー。’79年2作目の「エイリアン」が世界的大ヒットを記録。’95年にはトニーと共に制作会社スコット・フリーを設立。2001年古代ローマ帝国の剣闘士の復讐劇を描いた「グラディエーター」(2000年)でアカデミー賞作品賞など5部門を制する。他の作品に「ブレードランナー」(1982年)、「レジェンド―光と闇の伝説」(’85年)、「誰かに見られてる」(’87年)、「ブラックレイン」(’89年)、「テルマ&ルイーズ」(’91年)、「1492コロンブス」(’92年)、「白い嵐」(’96年)、「G・I・ジェーン」(’97年)、「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」(2001年)、「マッチスティック・メン」(2003年)、「キングダム・オブ・ヘブン」(2005年)、「プロヴァンスの贈りもの」(2006年)、「アメリカン・ギャングスター」(2007年)、「ワールド・オブ・ライズ」(2008年)、「ロビン・フッド」(2010年)、「プロメテウス」(2012年)などがある。自作以外にも「イン・ハー・シューズ」「ドミノ」(2005年)、「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2007年)などの製作や製作総指揮を務めるなど、プロデューサーとしても活躍。ナイト爵位を叙せられる。1989年10月東京国際映画祭で来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報