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ゴマノハグサ科(APG分類:オオバコ科)の半耐寒性一年草。和名ヒメキンギョソウ(姫金魚草)。ムラサキウンラン(紫海蘭)ともいう。細いがしっかりした茎を直立し、高さ30~60センチメートル、下部に細い葉をつける。総状花序をつくり、キンギョソウに似た小花を開く。花色は紅、紅紫、濃紫、黄、白色などの混合色である。花冠は上唇と下唇に分かれ、上唇は反曲する。距(きょ)は優雅でとがり、やや湾曲する。北アフリカ、ポルトガル、スペイン南部原産。花壇、家庭用の切り花に適する。秋播(ま)きで、4~5月に開花する。日当り、排水のよい所なら土質を選ばない。窒素質が多すぎると茎葉が柔弱になり、倒伏しやすいので、リン酸とカリ肥料を利かせる。冬は霜よけするか、フレームに入れる。
[山口美智子 2021年8月20日]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...