20世紀西洋人名事典 「リュシヤンベッケール」の解説
リュシヤン ベッケール
Lucien Becker
1912.(1911.説あり) -
フランスの詩人。
メッツ(ロレーヌ地方)生まれ。
シュールレアリスムの影響を受けて、愛の苦悩と絶望を歌う孤独な詩人として知られ、「N.R.F.」誌、「カイエ・ド・ラ・プレイヤッド」等の諸誌に協力。主な作品に「大地の通行人」(1938年)、「喜びのない世界」(’45年)、「いっぱいの愛」(’54年)、「おわりのない夏」(’61年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報