現代外国人名録2016 「リュ・スンワン」の解説
リュ・スンワン
Ryu Seung-wan
- 職業・肩書
- 映画監督,俳優
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1973年12月15日
- 出生地
- 忠清南道温陽
- 受賞
- プサン短編映画祭優秀作品賞(第4回)〔1998年〕「ケンカ」,カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞〔2005年〕「クライング・フィスト」
- 経歴
- 弟は俳優のリュ・スンボム。中学時代から8ミリ映画を撮り始める。パク・チャヌク、クァク・キョンテクの下で助監督を務め、1996年初の短編映画「変質ヘッド」を制作。’98年の短編「ケンカ」がプサン短編映画祭優秀作品賞を受賞。2000年「ケンカ」を含む短編4本を1本にし、弟も出演した「ダイ・バッド」で長編デビュー、この作品が若者を中心に人気を呼び、兄弟で一躍映画界の寵児となった。「ARAHAN/アラハン」(2004年)、「クライング・フィスト 泣拳」(2005年)などで戦う男心を様々な形で描く傍ら、俳優としても「復讐者に憐れみを」「オアシス」(2002年)などに出演。アクション映画「シティ・オブ・バイオレンス 相棒」(2006年)では監督・主演・製作・脚本を兼務。他の作品に「生き残るための3つの取引」(2010年)、「ベルリンファイル」(2012年,出演・脚本も)、「ベテラン」(2015年)など。“韓国映画界のアクション・キッド”“韓国のタランティーノ”と呼ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報