リンディスファーン福音書(読み)リンディスファーンふくいんしょ(その他表記)Lindisfarne Gospels

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

リンディスファーン福音書
リンディスファーンふくいんしょ
Lindisfarne Gospels

698年にイングランド北部のノーサンブリア沖,リンディスファーン島 (ホーリー島) のリンディスファーン修道院で作られた精巧な挿絵のあるラテン語福音書。聖カスバート (635/7~687) を記念して,司教イードフリスが手写したことが 10世紀のあと書きで知られる。そのため「聖カスバートの福音書」とも呼ばれる。いわゆる初期アイルランド装飾写本の系列に属し,はなやかな装飾ページにはアイルランド的伝統が反映するが,写実的な福音書記者像などは,当時北方諸島に及んだ地中海,ローマ的伝統との接触を証明している。大英図書館所蔵。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む