リービッヒ石(読み)リービッヒせき

最新 地学事典 「リービッヒ石」の解説

リービッヒせき
リービッヒ石

liebigite

化学組成Ca2(UO2)(CO33・11H2Oの鉱物直方晶系,空間群Bba2,格子定数a1.6073nm, b1.7513, c1.3741, 単位格子中8分子含む。結晶面が丸くなった短柱状結晶,ふつうは皮殻状,箔状,ブドウ状集合。緑~黄緑色,透明~半透明,ガラスないし真珠光沢紫外線緑色蛍光を発する。劈開{100}に明瞭。硬度2.5~3,比重3.41。薄片では無~淡黄緑色,屈折率α1.497, β1.502, γ1.539, 2V(+)40°, 光分散rv中。ウラン鉱床の酸化帯に二次鉱物として産し,坑道の壁に吹出し物としてよくみられる。日本では岐阜県土岐市東濃鉱山などに産出。名称は,ドイツの化学者J.v.Liebig(1803~73)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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