20世紀西洋人名事典 「リーヴァン・クリーフ」の解説
リー ヴァン・クリーフ
Lee Van Cleef
1925.1.9 - 1989.12.16
米国の俳優。
ジャージー州サマーヴィル生まれ。
父は会計士、母は歌手の家庭に育つ。海軍除隊後アマチュア劇団に入り俳優をめざす。ロサンジェルスでスタンリー・クレイマーの目にとまり「真昼の決闘」(1952年)で本格的にデビュー、以後数々の西部劇で貴重な脇役の地位を確立。60年代なかばイタリアに渡り、セルジオ・レオーネの「夕陽のガンマン」(’66年)に出演、主役を食う好演で、その後「風の無法者」(’67年)、「西部悪人伝」(’69年)、「西部決闘史」(’70年)などのマカロニ・ウエスタンで主演、帰米後は「荒野の七人・真昼の決闘」(’70年)にも主演。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報