ルイスバーグ(英語表記)Louisbourg

デジタル大辞泉 「ルイスバーグ」の意味・読み・例文・類語

ルイスバーグ(Louisbourg)

カナダ、ノバスコシア州北東端、ケープブレトン島の町。フランス語名ルイブール。同島東岸に位置する。かつては石炭積出港として栄え、現在は漁業観光業が行われる。18世紀前半にフランス軍が建造した北アメリカ有数の規模をもつルイスバーグ要塞が残っている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルイスバーグ」の意味・わかりやすい解説

ルイスバーグ
Louisbourg

カナダ,ノバスコシア州ケープブリトン島東部の町。 1713年,ニューファンドランドからのフランス人移住者が定住。漁業と造船業の中心地として発展し,ケープブリトン島 (当時はロワイアル島) の首都となった。 20~40年にルイスバーグ要塞が建設され,人口約1万の都市に成長。港は,重要な海軍基地,漁港として発展した。 58年,ヨーロッパの七年戦争と関連してイギリス軍の攻撃を受けて陥落。ケベック攻略後の 60年,要塞と町は破壊された。新しい町と要塞跡を含めた 60km2区域は,1940年に国立歴史公園に指定された。メカジキ漁業の基地で,缶詰工場,水産加工場も立地。人口 1261 (1991) 。

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