20世紀西洋人名事典 「ルイスマウントバッテン」の解説
ルイス マウントバッテン
Louis Mountbatten
1900.6.25 - 1979.8.27
英国の軍人。
元・英国海軍大将。
ウィーンザー生まれ。
別名Prince Louis Francis Albert Victor Nincholas of Battenberg。
ビクトリア女王の曾孫として生まれ。1913年海軍に入隊。’39年駆逐戦艦司令官。第二次大戦中’43年東南アジア方面連合軍最高司令官となり、ビルマを日本から奪回する上で貢献する。アジア情勢に通じた経験を買われ’47年インド総督。同年6月インドとパキスタン分割独立案を提示した「マウントバッテン裁定」で、二つの自治領が成立。その後、中将、海軍省補給輸送局長、地中海艦隊司令長官を経て’59年参謀総長。’65年退任する。その後’79年に保養先で、アイルランドカトリック過激派により暗殺される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報