20世紀西洋人名事典 「ルイペルゴー」の解説
ルイ ペルゴー
Louis Pergaud
1882 - 1915
フランスの小説家。
ベルモン生まれ。
幼児から、動物の生態を観察する事を好み、メゾン・アルフォールで小学校教師となる。その後、パリ市役所美術管理の職に就き、1910年小説「キツネからカササギまで」でゴンクール賞を受賞、作家として認めらる。次いで、農村の子供たちのボタンむしり戦争ごっこを描いた回想録的小説「ボタン戦争」(’12年)を刊行。他に「猟犬ミローの物語」(’10年)等の作品を書いたが、’15年第一次大戦で戦死する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報