現代外国人名録2016 「ルイーズアードリック」の解説
ルイーズ アードリック
Louise Erdrich
- 職業・肩書
- 作家,詩人
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1954年6月7日
- 出生地
- ミネソタ州リトルフォーズ
- 本名
- Erdrich,Karen Louise
- 学歴
- ダートマス大学〔1976年〕卒,ジョンズ・ホプキンズ大学大学院創作科修士課程
- 受賞
- プッシュカート賞〔1983年〕,全米書評家協会賞(小説)〔1984年〕「Love Medicine」,O.ヘンリー賞〔1987年〕,世界幻想文学大賞(長編)〔1999年〕「The Antelope Wife」,産経児童出版文化賞(第52回)〔2005年〕「スピリット島の少女」,全米図書賞〔2012年〕「The Round House」
- 経歴
- 米国先住民・チペワ族タートルマウンテン部族の母とドイツ系米国人の父の間に7人兄弟の長女として生まれる。幼い頃からすでに、自分は印税を貰って本を書く作家だ、という意識を持っていた。在学中から詩や創作で多くの賞を受ける。第一作の長編「ラブ・メディシン」(1984年)で、ノースダコタのインディアン居留地に暮らす、あるインディアン家族の歴史と運命を描いた。その物語は、後の作品「ビート・クイーン」(’86年)、「Tracks(踏み道)」(’88年)へと語り継がれ、いずれもベストセラーとなった。’97年夫が自殺。他の著書に、詩集「ジャックライト」(’84年)、小説「五人の妻を愛した男」(’96年)、「The Antelope Wife」(’98年)、「The Round House」(2012年)、童話「スピリット島の少女」、夫との共著に「コロンブス・マジック」(1991年)がある。傍ら、“バーチバーク(樺の樹皮)”という書店を経営。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報