ルサン(その他表記)Roussin, André

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルサン」の意味・わかりやすい解説

ルサン
Roussin, André

[生]1911.1.22. マルセイユ
[没]1987.11.3. パリ
フランスの劇作家。パリで F.ルドゥの演劇に関する講義を受け,マルセイユに戻って喜劇を演じ,1931年「灰色の幕」座を結成,37年まで座長をつとめた。最初の戯曲『アム・ストラム・グラム』 Am-Stram-Gramを 41年5月マルセイユで上演。 43年以降パリのアテネ座で本格的な活躍を始めた。おもな戯曲『聖家族』 La Saint Famille (1946) ,『小さなヒュッテ』 La Petite Hutte (47) ,『駝鳥の卵』 Les Œuft de l'autruche (48) ,『歩兵』 Bobosse (50) ,『赤んぼ頌』 Lorsque l'enfant paraît (51) 。アカデミー・フランセーズ会員。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android